そう自分に問い、出した答えが政治家の道です。日本のため、北海道のために何ができるか、銀行マン、刑事、経営コンサル、さまざまな職業を経て考え、思いを確かなものとしてきました。
日本の活性化、地域の活性化とは何でしょう。先ずは、経済の活性化であり、雇用を生み、暮らしを豊かにすること。自分の未来と、子供たちの将来に安定感と希望を見出すことではないでしょうか。そして、ひとり一人の人間、家族、友達。ふるさとや自然、私たちの文化や歴史。そんな置き去りにしてきたかけがえのないものを、もう一度振り返ることがこの国の”しあわせ”を育て、私たちに自信や誇りを取り戻す”鍵(かぎ)”になるのだと思います。今が苦しくても、明日はきっと良くなる。 昨日より今日、今日より明日、常に前向きに進んでいける、夢と希望のある社会を作っていきたいと思います。
そのためには、政治が変わらなければ、この国は変わらない。社会の閉塞感や政治を嘆く前に、あきらめる前に、私たちにできることは何か。 道議会議員としても邁進してまいりましたが、これからは国政へ、北海道の声を反映させながら、政治に信頼を取り戻し、みなさんと一緒に明るい未来へ進むために全力を尽くします。応援よろしくお願いいたします。
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「北海道200年戦略が北方世界を拓く」
2018年6月、「北海道200年戦略~北方世界を切り拓くソフトパワー」という本を上梓させていただきました。本書は、北海道の可能性を新たな切り口で切り拓いていく戦略について記述したもので、その中で、「札幌、北海道を世界の金融センターにする」とぶち上げています。当時、本書を読まれた方は、突拍子もない夢だと思われた方が大半ではないでしょうか。ところが今それが現実になろうとしているのです。
去る6月4日に開催された国家戦略特別区域諮問会議において、札幌・北海道を初めて国家戦略特別区域として指定することが了承され、併せて、金融・資産運用特区の対象地域の一つとして決定されました。今回の決定は、札幌・北海道の強みを活かし、GXと金融を掛け合わせた新しい地方創生の取組の誕生です。
国内随一の再エネ導入ポテンシャル、札幌の街の魅力を活かし、関連するGX産業と再エネを活用する産業の集積を図るとともに、これを金融面から支える資産運用会社等を札幌・北海道に呼び込む。我が国の再生可能エネルギーの供給基地となり、世界中からGXに関する資金・人材・情報が集積するアジア・世界の「金融センター」を実現する一歩が踏み出されたのです。
私が6年前に提言した「札幌、北海道を世界の金融センターにする」ビジョンが、今まさに現実の政策として動きだしたのです。「ビジョンを現実に」。清田区への東豊線延伸を含めた新たな公共交通体系の実現、北海道新幹線新千歳空港直結などビジョンを現実にするため前進していきます。